島原日記(1)登場するX氏とは、nazoKのことです^^島原の大地と人々に感謝(1) ~プロローグ~ 『山は大きな水のかたまり』 この言葉と島原で対面しました。 書家井上龍一郎氏の筆になる迫力溢れる書の前で、しばらく声もなく全身鳥肌状態のまま見つめていました・・・ 水を媒介としてイノチを織り成す植物や動物、大地、大気、人・・・・・ 宇宙で唯一、イノチが形を持つ希望の楽園地球惑星が存続できるのは、清らかな自然水が縦横に綾をなし、すべてのイノチに恵みを与え続けているから・・・・ 日本各地でもっとも大切ないのちそのものである山にトンネルが作られ、森が消え、滝や川の水が枯れてきています。 東京都高尾山に二本のトンネル工事が進行中で、すでに自然水が枯れ始め、いのちたちが消えていこうとしています。(滝が枯れれば、水道水を流せばよいと行政の方が言ったとか・・・・・) 島原の普賢岳の南面に聳える眉山にも同じくトンネルが二本作られようとしています。そこには市民の水瓶としての水源地があるそうです。 日本でもトップクラスの清らかで豊富な自然水が危機に瀕しているようです。 半年くらい前に突然「眉山を救ってください」という電話が入ってきました。 面識もなかったその女性KAONさんは千葉に住む龍笛奏者・・・・・ わたしは地球と人類の蘇生を願い、大地の水や地電流、大気の乱れを本来に戻すBEPミューアの埋設や人の肉体、感情体、意識体、霊体の調和をめざすペンダントミューアかぐや姫などの普及はしていますが、「反対」運動をする役ではないと思っていましたので、どのように答えたらいいのか・・・・ 最初迷いました。 そこでより詳しいお話を聞くために、千葉に向かいました。 そして、島原市に住む猪原金物店のご主人と電話やメール交換を始めることとなり、何ができるかはわからないけれど3月に創作者とともに島原に伺いますと約束してしまったのです。 BEPミューアの埋設と平行して、もし可能なら島原に住む人々を対象に「お話と瞑想の会」を開かせていただきたいとお願いいたしました。 この出来事が発生する前、秋田の仲間から島原に憑依されて困っている人の相談を受けていました。 時を置かず、二件の『島原』からの話が飛び込んできた意味が感じられたからです。 もう10年くらい前になるでしょうか? 熊本での講演会を頼まれ、その帰りに島原、天草に寄ってくるつもりでした。 熊本に出発する前日、体に異変が突如発生し、声がまったく出なくなり、生命エネルギーもゼロとなり、子宮にテニスボール大の突起物が飛び出し・・・・・起き上がることができなくなったのです。 その時、まるで狙っていたかのように霊能者が我が家を訪ねてきました。 わたしの状態と事情を知った霊能者から 「なんて軽はずみなんだ! あんたが今一人でそこへ出かけるのは自殺行為だとなぜ気づかない! 生きて帰ってこれないよ・・・・ 自分の過去生を甘く見るんじゃない! あんたが昨日あったその女性は天草四郎の分け御霊だったから、この程度で済んだよかったけれど・・・・・ 彼女に救われたね、感謝しなさい」 ときつくお叱りを受けたのです。 それ以来、島原・天草という地名はわたしの脳裏には現れていませんでした。 この二件の話が飛び込んで着た時、過去の苦い経験を思い出してしまいましたが・・・・ 恐れは多少あるにせよ、この話を無視することが出来ませんでした。 これはわたしへのメッセージであると魂が感受してしまうのです。 反対運動はできないにせよ、普賢岳や眉山の周囲、島原の大地にしみ込んでいる多くのヒトの怨念をBEPミューアで解除することはできる筈、そしてその地で苦しんでいるヒトを本来の調和に戻すお手伝いは出来る筈・・・・・との思いから島原行きを決定したのです。 ヒトは大地の子・・・・・ 昨年12月の屋久島への浄化の旅で知った事実は、屋久島の不調和ポイントの多くは宗教戦争時のヒトの意識が大地にしみこんでいたこと・・・・・ BEPによる大地の水の浄化が、悠久の頃から連綿と続いていたヒトのネガティブな記憶(幽体の意識)を浄化してくれたこと・・・・ 大丈夫、今のわたしならなんとかなると無理にも思い込みました。 あははは~、ところがどこかで不安があったのでしょう、2月17日から全身に異常が発生し1ヶ月間苦しみました。 何万体もの霊たちが憑依し、わたしを守ろうとする霊集団と倒そうとする霊集団がわたしを中心に戦っているとの指摘を与那国の霊能者から聞かされたことで、原因がわかりましたので覚悟が決まりました。 そうであるなら、わたしの体を彼らごと陰陽合一し、ゼロ意識に持ち込み、至福の領域に導くしか方法はないとわかりましたので、実行したら見事に体中の不調は消えていきました。 島原に入る前にわたしの体調を本来に戻すことが出来ましたし、そのことにより自己に対する自信もさらに大きく育ってくれました。 島原の水の浄化は、旅立つ前に見えない世界で成就しましたので、後はその宇宙意識を地上に降ろし、形を創ればいいだけです。 与那国島の時と同じパターンになってくれたことで、不安は見事に消えうせ、和合の歓びを胸に、始めて接する普賢岳及び眉山への期待、新たな人々との出会いを楽しみにウキウキと弾む心で水の町~島原に向かいました。 島原の大地と人々に感謝(2) |